第十四回 旧キット中古品をスタイル変更し仕上げる 旧キット48分の1ビルバイン

ロボットプラモデル
後半に続く

という事で今回はバンダイ旧キットの48分の1ビルバインをスタイル変更しながら作っていきたいと思います。

中古品で一部パーツ塗装済みという事もあり500円くらいでした。大変お得です。

ほぼ組み立てられてなく、パーツは揃っています。シートを接着したコックピットのみ塗装されています。

どうやら上箱の裏で塗装したようですね。

ショウも付いていますね。窮屈そうです。こんなところで小さな妖精が耳元でうるさいと、そりゃ怒りたくもなります。

コックピットですが、シート裏が気になるので一旦接着したパーツを外して塗装し直そうとした時、ある事が頭によぎりました。何か理由があり、完成させることなく手放されたこのキット、その中でいの1番に染めあげられたコックピット。そんなものを簡単に塗り替えるなど、私にはできない。どうしてもこの部分はこのまま残したい。そう思った瞬間、そっとシートを戻しました。

とりあえず素組み完成です。あれ?以外にかっこいい!ちょっと可愛らしいし。あと結構でかい!まあでも今回はスタイル変更するので、いじっていきます。

まずは胴体を幅詰めします。

飛び出している部分を切り取り接着します。左が工作した方です。

胴体に合わせて下半身部も幅詰めします。

股間の部分を切り離します。

で、中央部を削ります。マジックで線を引いた部分を削っていきます。

太腿部も細くします。まず一体化している膝部分を切り落とします。そして幅詰めしていきます。

太腿接続はピンを差し込むタイプでしたが、ボールジョイントに変更し、少し可動の自由度をあげます。

肩アーマーですが、ちょっとガタつくのでプラ板で補強します。さらにピンを削り取り肩部と胴体で挟み込む形にします。これで肩アーマーと肩部は別々に接着できます。

頭部のトサカもパテでボリュームアップ。

胴体を腰部分で挟み込む形でしたが、こちらもボールジョイントに変更。身長も伸びスマートになります。

足部分に切り込みを入れ鳥の足っぽくします。

装甲部はルーターで削り、生物表現のような事をしてみます。

スネ部分ですが前は段落ちモールドになっているので、後ろ側も段落ちにします。邪魔なバーニアは切り取ってしまいます。後で接着すればいいでしょう。

腕部分もプラ棒とポリパーツで2重関節に。

太腿部の段差をパテで強調します。関節部は先に塗装、マスキングして挟み込んで接着。これで合わせ目も消してしまいます。

大事なコックピット部は雑に開閉ギミックを追加。他にも細かい所をいじってとりあえずサフを吹きます。

塗装してウォッシングしてとりあえず完成です。もちろんコックピットの塗装はそのまま残しています。

ハッチを開けるとショウさんがとても行儀良く座っている。さすが聖戦士だ。

という事で、今回は旧キットビルバインを作っていきました。500円でこれだけ楽しめるのはほんとにお得でした。前の持ち主の方の塗装したコックピットも残し完成させることができたので、個人的には大変満足です!では以上です。

茶番の続き

バイストンウェルでの物語を覚えているものは幸せである
タイトルとURLをコピーしました